【コラボ】有名FX系YouTuberささっちの知られざる壮絶な過去とは!?

Hiro:どうも、メタトレ研究所のHiroです。今回は、笹田さんとのコラボ動画を撮らせてもらいます。笹田さんからコラボの話をいただいて、こうしてお話をさせていただくことになりました。今日はよろしくお願いします。
ささっち:よろしくお願いします。こちらこそありがとうございます。
メタトレ研究所:Hiro
ささっち
Hiro:僕、実は結構前からYouTubeとかTwitterの中で、もう笹田さん…「ささっち」という名前でお話しされていますけれども、もうずっと見てました。
ささっち:ありがとうございます。
Hiro:でも第一印象は、何か「法話のチャンネルなのかな」みたいな。
ささっち:(笑)
Hiro:「FX」って検索してるのにも関わらず、何でお坊さん出てくるのかな? みたいなところで、結構目立っていたのをきっかけにクリックしてみた、っていう感じだったんですけど、ちゃんとFXの話をされていて、語り口がとにかく穏やかで、聞きやすいし。
話の内容も本当にスッと入ってくるんですけど、凄い濃いことを話していますよね。
ささっち:ありがとうございます。
Hiro:めちゃくちゃ勉強になりますよ、本当に。
ささっち:はい、ありがとうございます。
Hiro:実は隠れファンみたいな感じでずっと見ていて。笹田さんを見つけた経緯もそうですけど、YouTubeの中で、投資系のYouTuberのチャンネルって沢山見ていたんですけど、これだけ参考になるチャンネルってなかなか無いなと。
ささっち:おお。嬉しいです。
Hiro:結構、参考になるチャンネルが少ないから僕自身がYouTuberになった、っていう経緯もあるので、これは凄い目立っていました。
ささっち:ありがとうございます。
Hiro:凄い参考になるということで。…正直、今日、こうやって隣に座って話をしてもらえていることが、本当に信じられないというか…。
ささっち:ありがとうございます。
Hiro:投資の歴で言うと、今どのくらいになるんですか?
ささっち:投資は2005年から始めたので、14年くらいかな? 多分それぐらいですね。
Hiro:長いですね。
ささっち:そうなんです。
トレーダーになったきっかけは?
Hiro:その、一番はじめのきっかけっていうのは何だったんですか?
ささっち:最初は、自分で商売みたいなことをやっていて。まあ、普通にサラリーマンとして生きるのが嫌だったんですね。
Hiro:うん、分かります。
ささっち:うんうん、一緒だと思うんですけど。
Hiro:はい、一緒ですね。
ささっち:(笑)まあ、最初はサラリーマンやっていて、その生活…というか、人生が嫌になって。まあ上司を見たら自分の未来ってまあ見えてくるじゃないですか?
Hiro:そうですね。
ささっち:それでちょっと絶望して。上司を見て絶望して。
Hiro:分かる。
ささっち:で、自分で商売しようと思って、やり始めたんですけど、そこでビジネスの師匠みたいな人がいて、「自分でビジネスをするのにもちょっと限界があるから、為替を勉強したほうが良い」みたいな。
Hiro:へえ…。
ささっち:そこからですかね、結構時間かかりましたけど、為替やり始めるの…。
Hiro:元々勤めていたというか、やっていらっしゃった商売っていうのは、何かこういった…投資とか、為替取引に関係するものだったんですか?
ささっち:一切関係していなくて。ノートパソコンを、中古なんですけど、新聞広告で売ってたりとか。
あと、今は無いんですけど、プリペイド携帯っていうのを売っていたんですね。多分ご存知の方もいらっしゃると思うんですけど、プリペイド携帯って、(当時)登録する時、身分証を提出しなくていいんですね。
Hiro:おお…、何かキナ臭い感じが…しますよね(笑)。
ささっち:(笑)そうなんですよ。キナ臭い使われ方をしたんで、もうダメになったんですけど。なので、そういうのを必要としている、お水の方々に向けてチラシを打って、売っていた…みたいな。そういうのをやっていましたね。
Hiro:なるほど。
ささっち:何か糸口が欲しかったんですね、その状態から抜け出す何かが。で、トレードをするのって凄く怖かったんですけど、でもそれを勉強していかないと、その先というか、自分のもっと上に行ける道が無いんだったら、もうとりあえずそれをやるしかないと思って、やり始めたのがきっかけですね。
Hiro:なるほど。で、そのトレードを初めてから、何かさきほど伺った話によると、一度、証券会社に勤めていたことがある…?
ささっち:そうですそうです。
Hiro:それは、総合証券ですか? それとも…。
ささっち:…ではないですね。FX専門の。
Hiro:ああ、なるほどなるほど。
ささっち:はい、FX会社ですね。で、それも、何か勉強がしたくて…。当時って全然情報が無かったんですね、2005年って。
Hiro:ああ~…、僕…中学生ですね(笑)。
ささっち:(笑)未成年という。
Hiro:そうですね。凄い…そうですよね、よく考えたらそんな時からやってるんですもんね…。
ささっち:そうなんです。なので、まあ今っていろいろあるじゃないですか? Twitterとか見ても無料でいっぱいあるし。
Hiro:そうですね。
ささっち:当時って本当にそういうのが全く無くて。トレードをやり始めたのが2005年の、多分6月か7月かなんですけど、それから半年後ぐらいに初めて「ダウ理論」を知った、みたいなレベルだったんですよね。
Hiro:ああ…、そっか、情報源がなかなか無いと。
ささっち:そうなんですよ。
Hiro:ダウ理論までもそれだけ遠い、ってことなんですね。
ささっち:そうですそうです。なので、そういう状況だったので、何かこう、地元で勉強出来るところが無いかな…っていうのをずっと探していたら、地元にFXの会社があった、みたいな感じで。で、行っているうちに、「入社どう?」みたいな、誘ってくれて。
Hiro:はい。
ささっち:それで入った、みたいな。何かそんな感じですね。
Hiro:やっぱりそういうところに勤めていると、外にいては分からないような何かこう、裏話とかエピソードとかってあったりするんですか?
ささっち:そうなんですよ。それあるかな、と思って…まあトレード系で何か必殺技というか、抜け道みたいな…。
Hiro:聞きたくなりますよね、それね。
ささっち:そうなんですよ。訊いたんですよね、そうしたら、「とりあえずトレンドラインと水平線だけ引いておけ」みたいな。
Hiro:王道ですね(笑)。めちゃくちゃ王道。
ささっち:(笑)「全然裏が無いねや!」みたいな。
Hiro:ああ…そうなんだ。
ささっち:実際に勝っている人の話を聞いても、感覚的過ぎて全然分からなかったんですよね。
Hiro:うんうん…。
ささっち:で、その後に、その大阪に行って勉強した、みたいな流れがあるんですけど。まあそんな感じなので、結局「トレードに関しての裏話」というのは一切無いですね。
Hiro:ああ…。その、会社を辞めた、独立したきっかけというのは何かあったんですか?
ささっち:そうですね、まあ自分で独立したというよりは、結果的にそうなったという感じなんですよね。
Hiro:結果的に? つまり…?
ささっち:勤めていた会社が、まあ、潰れちゃった、みたいな。
Hiro:ああー…なるほど。
ささっち:まあ、その当時って結構、潰れた会社って幾つかあって。
Hiro:はい。
ささっち:サブプライム来る前ぐらいなんですけど…来る前もそうですし、来た後もそうなんですけど、そこでまぁまぁいっぱい潰れたんですよね。
Hiro:なるほど。
ささっち:そのうちの1つだった、みたいな感じですね。
Hiro:では会社が潰れたので、否応無しに独立せざるを得なくなって、専業トレーダーになった、という…。
ささっち:そんな流れですね。
Hiro:へえ…。その時って既にトレードで生計が立つような状況だったんですか?
ささっち:まぁまぁギリギリの時でしたね。トレードやり始めてちょっと勝てるようになったかな…ぐらいのところで、まあレバレッジは掛けれる状態だったので、まだ国内でも。なので、それなりにレバレッジを掛けて、勝てるところで勝負してて、まあちょっと資金は増えていっていた、という。
Hiro:ああ、そうなんですね。
FXで勝てるようになるまでの期間は?
Hiro:取引して、FXで勝てるようになるまでの期間って、どのくらい掛かりましたか?
ささっち:何となくなんですけど、1年半ぐらいだったと思いますね。
Hiro:早いですね! かなり早いですよね。
ささっち:環境が…やっぱりFX会社にいたっていうので、ずっとチャートを見れてたので、それが良かったのかなと思いますね。
Hiro:そうか、兼業とはいえチャートを見るのが本業だったから…。
ささっち:そうです。
Hiro:もう専業と同じような環境でトレードをすることが出来た、というのがあるんですね。
ささっち:そうですね。
Hiro:ああ…。
ささっち:で、お客さんに向けても情報発信をしないといけないので、当時、まあ自分の資金を飛ばしまくっていたんですけど、それでももうチャートを見ないといけないので…。なので、もう「仕方なく」みたいなところはありましたね。
Hiro:なるほど。結構恵まれた環境ですね、それって。
ささっち:まぁまぁそうですね。もう(FXで資金を飛ばして)嫌になって辞める人も多いと思うんですけど、「嫌になってたんですけど辞められなかった」というのが本当のところですね。
Hiro:確かにそうですよね…。トレードって結局、勝ってる人ってなぜ勝ってるかって、「継続してる」っていうのが多分一番の要因じゃないですか。負ける人は途中でやめた結果、負けたまま辞めるから、「負けてる人」として終わってしまう、っていう。
ささっち:はい。
Hiro:そうか…それが強制的に継続せざるを得ないような状況にあったから続けられた、っていうようなことがある…っていうことですね。
ささっち:そうですね。もう、血を吐きそうでしたけどね。
Hiro:(笑)
ささっち:辛くて(笑)。
Hiro:その1年半で勝てるようになり、その後のおよそ12年半…ってことになりますよね。
ささっち:はい。
ささっちの大失敗は?
Hiro:ずっと「勝ち組トレーダー」として生きていらっしゃる笹田さんですけれども、何かここまでで「あぁ、やっちまったな」みたいな失敗談とかってあったりします?
ささっち:そうですね…それは勝ち出してから? それとも負けている時点でも?
Hiro:いや、いつでも良いですけど。
ささっち:最初に、そのやり始めたのが、10万円入れて…なんですけど。それで1週間で2倍ぐらいになったんですよね。
Hiro:凄い。
ささっち:たまたま、もう本当にたまたまなんですけど、「スキャルピングをやったろう」みたいな。まあ、そういう意識は無かったんですけど、とにかく初心者の方に多い傾向だと思うんですけど、「トレードしたい」っていう傾向に陥って、僕も。それが上手く転がって、2倍ぐらいになったんですね、1週間で。
Hiro:へえ…。
ささっち:これ「FX簡単だな」と思って、当時の貯金、ほぼ全部…200万くらい入れて。それ1週間で全部無くなった…みたいな感じでしたね。最初。
Hiro:なるほど。最初に勝ったのが、不幸な感じに繋がった…みたいな(笑)
ささっち:(笑)そうですね。良くなかったですね。
Hiro:ああ…いろいろですね。僕なんかもう最初は全然勝てなかったので、逆パターンです。入れたお金、最初にいきなり3日ぐらいで飛ばして…っていうスタートだったので、何か結構慎重に始めたというか。
ささっち:はいはい。
Hiro:いろいろですね、スタートの仕方。
ささっち:うんうん。…まあ、そんなのだったりとか、あとお金飛ばして、何度も飛ばして、本当に無かったので、お金が。なので、生活が苦しかったんですよね、正直なところ。
Hiro:ああ…、何かあります? よくあるじゃないですか、失礼ですけど「貧乏エピソード」みたいな。
発砲スチロールで空腹をしのぎ・・・
ささっち:はいはいはい。その時はもう借金して生きていたので…。親にはちょっと言えなかったんですけど。なので、ご飯食べるお金も結構無くて。
当時
発泡スチロール食ってた時ありましたね。
発泡スチロール食ってた時ありましたね。
発 泡 ス チ ロ ー ル 食 っ て た 時 あ り ま し た ね。
Hiro:!? 発泡スチロール…!? 食べられるんですか?
ささっち:はい。何か、聞いたところによると、トウモロコシで出来てるから、みたいな話を聞いたことがあって。
Hiro:本当に!? え!? え、実際に食べてみて、トウモロコシでした? それ…。
ささっち:全然しなかったですね…。(笑)
Hiro:(笑)
ささっち:マズっ! と思いながら…。けど、お金ないからもう仕方無くて、それ食ってて…みたいな。
Hiro:…あぁー! コーンスターチと!
ささっち:そうですそうです、コーンスターチです。
Hiro:発泡スチロール…。
ささっち:はい。
Hiro:…………別物ですよね?
ささっち:(笑)
Hiro:(笑)凄いな。
ささっち:「とりあえず食うものがあれば」みたいな感じっすよね、その時は。
Hiro:へえ…凄いな…。そんな、もうね、一般的に言えばそれって、どん底じゃないですか?
ささっち:まぁまぁ、ですよね。
Hiro:そこからよく稼げるようになりましたね…。
ささっち:いや、本当キツかったですけど…。まあ、その投資するお金も借金してやってたんで、まあ「これ失ったらホンマヤバい」みたいな状態だったので、お陰でルールは守れてやれましたね。それが良かったのかは分からないですけど…。
Hiro:投資するお金を借金して…。
ささっち:はい。
Hiro:借金するお金にまたレバレッジを掛けてトレードしてたんですか?
ささっち:そうです。
Hiro:二重の負債、みたいな。
ささっち:そうです。
Hiro:凄いですね…!
ささっち:大分ヤバい状態だったと思います。
ヘッドアンドショルダーでどん底から這い上がった
Hiro:追い込まれて慎重なトレードが出来た…みたいな話は今のでちょっと分かったんですけど、何かその、今言ったようなどん底の状況から、勝てるようになったきっかけっていうのが他にあったりはしますか?
ささっち:うーん、そうですね…まあ僕は割と具体的に言うと、ヘッドアンドショルダーっていうチャートパターンだけに絞ってやってたんですね。
Hiro:うんうん。
ささっち:で、当時、まあ情報が…さっきもちょろっと言ったんですけど、本当に無かったので、もうそれに絞ったんですけど、その絞ったきっかけっていうのが、自分…まあ隣に、FXの会社に勤めていた時に隣に住んでた人が、勝ちトレーダーだったんですよ。
Hiro:あ、隣のデスクにいた?
ささっち:いや、隣の家というか。
Hiro:あ、隣の家? はい。
ささっち:もう普通の人ですね。その人に教わりに行った時に、「高値超えたら買ったら良いよ」とか、「安値抜けたら売ったら良いよ」っていう、もう、今だったら凄く当たり前だけど、それどうなん? みたいなことを教えられて。それをそのままやってたんですね。
Hiro:はい。
ささっち:そしたら、まあ見事なまでに、天井とか底を掴んで反転食らう、みたいな、そういう負け方をしていて、それを何度かやっているうちに、「自分がトレードするところは反転するポイントなんだな」と思ってきたんですよ。
Hiro:あ、なるほど。
ささっち:なので、そこで反転するパターンが出たら入ったら良いや、っていう風になって、ヘッドアンドショルダーを待ってトレードしたら勝てるようになっていった、という感じですね。
Hiro:ああ…、外からインプットする知識ではなく、自分の経験則の中から「これは転換パターンだぞ」と、それを学んだわけですね。
ささっち:そうですね。
Hiro:そうか、なるほど。凄いですね、やっぱり見た目も何か仙人みたいですけど…。
ささっち:(笑)
Hiro:トレードが出来るようになる過程もまた、仙人のような…。(笑)
ささっち:そうですか?(笑)ありがとうございます。
Hiro:凄いです!
ささっちが投資で一番大事にしていること
Hiro:今一番投資で大事にしていることとかって、ありますか?
ささっち:やっぱり、よく言われるとは思うんですけど、「資金管理」が一番大事かなとは思いますね。この辺はヒロさんも一緒かも分からないんですけど…。
Hiro:そうですね。生き残ることが一番大事ですね、はい。
ささっち:やっぱり「やり続けていく」って、さっきも仰いましたけど、凄く大事だな、と思うし、まあお金無い時は、トレードのスタイルにもよるんですけど、ハイレバな時期っていうのも僕はあって良いかなって思っている方なんですけど、ある程度行っちゃうと、その…ずっとハイレバって、ちょっと無理があるじゃないですか?
Hiro:はい、そうですね。
ささっち:うんうん。なので、まあどこを目指すかにもよると思うんですけど、例えば「自分の生活がある程度成り立ったら良いや」っていうレベルまで行けたら、そんなにレバレッジ掛ける必要も無いし。
Hiro:そうですね。
ささっち:レバレッジを掛けることによって、負けたらそのメンタル崩れるじゃないですか。
Hiro:はい。
ささっち:ルールも守れなくなっちゃうので、そこに行かないためには、資金管理って凄く大事だなと僕は思うので、まあまあそれがもう一番ですよね、まず。
Hiro:なるほどなるほど。
ささっち:それが出来ないと、やっぱり抜けていく…というか、もう「生き残る」っていうのはちょっと出来ないかな、とは思います。
Hiro:確かに。トレードをして勝っていく上で大事なことって複数…何個かありますけど、仮にね、その優れた手法があったとしても、「それを使って勝ち続けられるか」っていうのはまた別問題で。…それはなぜかと言うと、そのルールを守れなくなってしまうとか、そのルールの中にも、やっぱり、そのルールを守っていても苦手な地合いとかってありますもんね。
ささっち:はい。
Hiro:そういったところをちゃんとくぐり抜けて、「その手法が本来持っている期待値」っていうものを活かして勝ち続けるには、やっぱり「資金を残す」。そして「リスクによって自分の心理がブレてしまって自分のトレードが出来なくなるっていうことを防ぐ」。どっちもね、「生き残る」っていうことに繋がるんですけど、これが大事、っていうことですよね。
ささっち:そうですそうです。正にその通りです。
Hiro:今、凄い「僕と共通してるな」と思ったことがあって。
ささっち:はい。
Hiro:大体勝ち続けるトレーダーって、トレードを始めた時期と、その今と、全然リスクを取ってる割合が違いますよね?
ささっち:はいはいはい。
Hiro:自分が今、どのフェーズにいるか、っていうことをちゃんと自分の中で分かっていて、今は資金を増やすフェーズだから、リスクをどんどん取って、お金を増やすけれども、増やした後、「同じリスクは必要無いよね」っていう、何か「足るを知る」みたいなね、そういうところが出来る人、というのが長く生き残るトレーダーだな…っていうのをちょっと今聞いていて思いましたね。
ささっち:正にその通りだと思いますね。
Hiro:なるほど。
トレードをしてきて得したこと、損したことは?
Hiro:…あと、何が聞きたかったんだっけな…。
…あ、そうだ、「トレードをしてきて良かったな」、要は「得したこと」、逆にあと「損したこと」なんかもあるかなと思うんですけど、それについて何か聞かせていただけたら良いなと思うんですけど。
ささっち:そうですね。やっぱり「トレードをして良かったかな」と思うのは、普通の生活をしていて、まあサラリーマンをやっていたら得られないようなお金って入ってくると思うんですね。そんなに働かなくて良いというか、チャートに張り付かなくても行ける時間って出来たりするので、その「時間が出来る」っていうのは凄く得したこと…家族と接する時間は出来るし。
Hiro:確かに。
ささっち:よく、サラリーマンの人で遅く帰って来て、奥さんと「遅いやん」みたいな喧嘩になって、まあいろいろあって「離婚する」みたいなものはあるかも分からないんですけど、まあそういうのが無いというか、コミュニケーションは常に取れるので…。
Hiro:確かにそうですね。
ささっち:そこは凄く良いかな、っていうところですかね。
Hiro:子どもと遊ぶ時間がある、って、これほど幸せなことは無いですよね。
ささっち:大好きなんですか?
Hiro:好きですね~。面白くてしょうがないので。
ささっち:(笑)
Hiro:それが、さっき仰っていたみたいな、夜遅くまでサラリーマンをやっていたとすると、これ実際に聞いた話なんですけど、「ほぼ寝顔しか見られない」みたいな。
ささっち:あ、なるほど。はいはい。
Hiro:そういうことにならずにね、ちゃんと起きてる子どもと遊べる、っていうのは凄い良かったなって僕も思いますね。
ささっち:同感ですね。
Hiro:嫁も穏やかですしね…。(笑)
ささっち:(笑)それはありますよね。あと、損したことで言うと、う~~~~~ん、周りが「あの人何やってるんだろう」みたいな。
Hiro:確かに。
ささっち:「正体不明」みたいな扱いを受けてる感は凄くあります。
Hiro:それはやっぱり近所の人とかですか?
ささっち:そうですね。
Hiro:ああ…。
ささっち:なので、子どもと遊んでたりするんですよね、真っ昼間とか。
Hiro:はい。
ささっち:夕方とか。昼間から夕方までずっと遊んでるわけですよね。「あの人何してるの?」って多分なると思うんですけど、何か訊きづらいと思うんですよね。実際訊かれたことは無い、っていう。
Hiro:あ、それはまた不思議ですね。訊かれない?
ささっち:訊かれないですね。訊かれます?
Hiro:訊かれますね…ママ友とかに。やっぱり昼間、こんな風に遊んでいると、「何されてるんですか?」って。…訊かれない?
ささっち:訊かれないんですよね。
Hiro:多分ですけど、「この人は恐らくお寺の住職なんだろうな」みたいなところで落ち着いちゃってる…っていう、ある種もう答えが出ているから訊かない、ってことなんじゃないですか?(笑)
ささっち:(笑)普段この格好しているわけではないんですよ。
Hiro:あ、そうなんですか(笑)。それ普段着じゃないんですね。
ささっち:普段着じゃないです。(笑)
Hiro:あ、じゃあ違うんだな…。ま、でも大したことじゃない。
ささっち:大したことではないです。
Hiro:良かったことの方が多い、っていうのがありますね。
ささっち:そうですね、はい。
Hiro:まあ一応ね、笹田さんほどではないんですけれども、僕のチャンネルも今、少しずつ見てくれている人というのが増えてきていて、そういった皆さんに、ぜひ笹田さんのことを紹介したい、笹田さんの話を皆さんに届けたい、という想いがあります。
ささっち:はい、ありがとうございます。
ささっちから視聴者に向けて一言
Hiro:これからこのチャンネルを見てくれている、「投資で稼いでいきたい人」に向けて、何か一言あれば、お話をいただければと思うんですけど…。
ささっち:そうですね、僕は「基準を何か1つ作った方が良い」と思っていて。
Hiro:基準?
ささっち:はい。トレードをするに当たって、僕は「ヘッドアンドショルダーをやり始めて勝てるようになった」っていう話をさせてもらったんですけど。
そのルールの中で、何か1つでも良いので、その感覚的に全部やっちゃうんじゃなくて、何か移動平均線でも良いと思うし、チャートパターンでも良いと思いますし、視覚化出来る分かりやすい何か1本を置くと、そこでその「勝った理由」とか「負けた理由」というのが結構分かりやすくなるかな、と思うんですね。
Hiro:うんうん…。
ささっち:負けてる人って、僕本当に思うんですけど、その「自分が負けてる理由」も分かってないし、自分がトレードして勝った時も「何で勝ったのか」って分かってないんですよ、恐らく。
Hiro:はい。
ささっち:で、勝ってる人はその逆で、「自分が何でそこで勝てたのか」って分かってるし、その中で「負けた理由」っていうのも、勝率100%じゃないからそれは許容範囲、っていうのもちゃんと理解して出来てる、っていうことなんですよね。
そこって凄く大きな違いだと思うので、なので上手くいかない人・上手くいっていない人っていうのは、何か1本、柱というか軸を作ってトレードをして欲しいな、という風に思います。
Hiro:なるほど。自己のトレードなり、自己の分析っていうものを、自分で把握するための何か軸のようなものを持つ、っていうことですね。
ささっち:そうですね。それが無いと、ちょっとわけ分からんことになるんじゃないかな、という風に思います。
Hiro:その軸からのズレ具合とかが、自分の敗因として「何が悪かったのか」というのを知る、何かベンチマークというか、目印のようなものになる、っていうことですかね。
ささっち:そうですね。
Hiro:はい、なるほど。
ささっち:必要かな、と思います。
笹田さんにとって、FXとは?
Hiro:はい。最後に、これを…ちょっと哲学的な質問になっちゃうんですけど、笹田さんにとって、FXとは何ですか?
ささっち:うーん、全然哲学的にならないんですけど…。
Hiro:本当ですか? 凄い(笑)。
ささっち:(笑)もう、何か、生活の一部なので。…何だろうな。「お皿洗う」とか、何か生活の流れの中の1つ、みたいな感じにはなってますかね。ガッツリ仕事っていう感じでもないし、何かそういう感じですね。
Hiro:ルーティーンですね、もはや。
ささっち:ルーティーン、はい。
Hiro:もう、チャートに向かうという意識も無く、気付いたら座っている。
ささっち:(笑)ちょっとヤバい人みたいですね。
Hiro:(笑)
ささっち:でも実際そんな感じはありますね。
Hiro:突き詰めるとそうなる、っていうことでしょうね。きっとね。なるほど。
ささっち:ヒロさんも似たようなところがあるんじゃないかな、と思うんですけど。
Hiro:ああ、ありますね。だからもう、まあ大体、多分仕事されている方とかだと、朝起きて、メールチェックとかって多分、日課の一番頭に来ると思うんですけど、そういうのも忘れて、それよりも先にチャートチェックしてる、みたいなところはありますね。
ささっち:はいはいはい。
Hiro:それも「チャートチェックせねばならない」みたいな意識も無く、さっきも言ったように、「気付いたらもうデスクに向かってる」みたいな。
ささっち:はいはいはい。
Hiro:さっき「皿洗い」って言いましたっけ?
ささっち:はいはい。
Hiro:皿洗い、するんですか?
ささっち:させられるんですよ。
Hiro:僕は、皿洗いの方が結構意識しないと出来ない…。(笑)
ささっち:(笑)
Hiro:そっかー…家庭的な笹田さん。素敵ですね。
ささっち:ありがとうございます。
Hiro:見習いたいと思います。(笑)
ささっち:ありがとうございます。
1000pipsリレー企画とは?
Hiro:ちなみに、今回僕がこのように笹田さんと一緒にコラボ動画を撮らせていただいているきっかけというのが、笹田さんが運営されているチャンネルで、今、企画をやっているんですよね。
ささっち:そうですね。
Hiro:「1000pipsリレー」という企画をやっています。これはどういう企画かというと、僕とか、笹田さんとか、その他にも沢山、YouTubeとかTwitterで活動しているトレーダーさんがいるんですけど、そのトレーダー達みんなで、1000pips獲得を目指そう、ということですよね。
ささっち:そうです。
Hiro:そういった企画に僕も参加させていただいていて。で、今度、その結果、僕が1000pipsに貢献出来たのかどうなのか、みたいな結果なんかも動画に上げていただくんですけれども。その様子を、笹田さんの運営しているYouTubeチャンネルの方で紹介してもらいます。
ささっち:はい。
Hiro:詳しくは、この僕の今やっている動画の概要欄のところに、笹田さんのチャンネルの詳細を載せておきますので、是非こちらで見ていただければと思います。
ささっち:よろしくお願いします。
Hiro:お願いします。
今日、短い時間の対談でしたけれども、初めて聞く話、興味深い話、凄く沢山聞けて、僕自身凄く勉強になりました。
笹田さんの話、このように凄く勉強になる中身の濃い話っていうのが沢山ありますので、「もっと笹田さんの話を聞きたい」っていう方、是非、笹田さんの運営しているYouTubeチャンネルをご覧になってください。
それでは、本日はありがとうございました。
ささっち:はい、ありがとうございました。
動画をご覧いただきありがとうございました。
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