【FX】トレードタイミングを見極める!インジケーター3選(※初心者必見)

【FX】トレードタイミングを見極める!インジケーター3選(※初心者必見)

今回は、「トレードタイミングを見極めるインジケーター3選」というタイトルで話をしていきます。

トレードタイミングを測るのって難しいですよね。これ、もうトレーダー全員の共通の悩みだと思います。

今回は、そのトレードのタイミングを測るのに有用なインジケーターを3つ選んでみました。

その3つというのが「RSI」「MACD」「ストキャスティクス」、この3つです。

 

今回はあえて、インジケーターの中から、
それもサブウィンドウ、オシレーターウィンドウに表示されるインジケーターを選んでみました。

「これらのインジケーターがどういうものなのか」

それから

「どのように使っていくとトレードのタイミングを上手く見極められるのか」

っていうことを、これから説明して行こうと思います。

インジケーターの説明なので、一緒に画面を見た方が分かりやすいと思いますので、今回もPCの画面を、モニターを見ながら説明していきます。

それでは付いてきてください。

RSI、MACD、ストキャスティクス、それぞれのインジケーターを説明して行くよ!

はい、それではチャートを見ながら、それぞれのインジケーターについて説明をしていこうと思います。

RSI

まずはRSI。Relative Strength Indexというのが正式名称です、これの略語がRSIですね。
パラメーターは通常14を取ります。表示するとこんな感じになりますね。

 

簡単にどういう計算式かというのを説明しておくと、これは…まず計算式を出しましょうね。

RSIというのは、

「上げ幅の合計/(上げ幅の合計+下げ幅の合計)」

ローソク足の上げ幅の合計を、上げ幅の合計と下げ幅の合計を足したもので割ったものがRSIです。

 

ちょっと分かりづらいかもしれないんですが…

例えば「ここからここまでのRSIを知りたい」と思ったら、この陽線だけをひたすら足し算していきます。
上がった時だけを足し算していきます。

これが、「上げ幅の合計」、分子に来るわけです。

分母には「上げ幅の合計と下げ幅の合計」が必要になるので、今度は全ローソク足の上がった幅・下がった幅を全部足し算する。下がった幅もプラスとして足し算するわけですね。

すると当然いつも分母の方が大きな値になるので、RSIというのは0から1までの値を取る。

それを%表示しているので、RSIは0から100までのグラフの中に表示される、というわけです。

 

ですから、上げ幅の合計が小さくなればなるほど、RSIは値が小さくなっていくし、下げ幅の合計が大きくなれば大きくなるほど、RSIの値は大きくなりやすい…ということが言えるわけですね。

全「動いた値幅」のうち、上がった幅はどれだけの割合を占めていますか? …というのが、RSIの値になるわけです。

下げ調子の時はRSIは低い値を取るし、上げ調子の時はRSIは上がっていく…ということが言えるわけですね。

 

「これをどう使っていくか」という話なんですけれども、
これはまずRSIというのは、デフォルトの状態で70・30のところに線が引いてあります。

一般的に70を越えた段階・越えている状態というのが買われ過ぎ、30を下回っている状態というのが売られ過ぎ、と言われています。

大体の人がこの「30よりも下、割った時点で買いを入れる」「70を越えた時点で売りを入れる」…という風にトレードするんですが、これだと結構危ない、リスクが高い入り方になってしまうんですね。

 

というのも、こういったオシレーター全般に言えることなんですが、トレンドが強く発生している時には往々にしてオシレーターというのは張り付きます。

高い値・低い値に張り付き続けるので、これが30以下に入った・70以上に入ったという段階で、いきなり買い向かう・売り向かうっていうことをしてしまうと、ポジションを持った後の含み損が大きくなりやすくなってしまいます。

 

なので、このRSIの使い方としては、一度買いで入るのであれば、一度30を下回る…RSIの値が30を下回ったのを確認した後、もう一度30以上に上がってきたところ…この線を下回って、線の上にもう一度顔を出したのを確認してから買いで入る。

売りに関しても、70を上回る、もう一度70を下回る…70を上回るのを確認した後、これがもう一度70を下回るのを確認してから、ショートエントリーを仕掛ける。

…こういったやり方がより安全なエントリーになると思います。

こんな感じでRSIを使うというのが、基本的な使い方になります。

MACD

次にMACDですけれども、MACDはこのように白いヒストグラムと赤いラインで構成されています。白いヒストグラムがMACDラインですね。このMACDを9本束ねて平均化したものが、赤い線、「シグナルライン」と呼ばれるものです。

そもそもこれ、MACDがどういうものなのかっていうことをお話すると、これはメインチャートの方に移動平均線を出しましたけれども、この短期のEMAと長期のEMAの並び順、それから入りをグラフ化したものです。

 

短期の移動平均線が長期の移動平均線よりも下にあるような場面においては、MACDは0より下で推移しています。

そして、この短期線と長期線の入りが大きくなった時には、MACDの値…絶対値というものが大きくなるので、この場面においてはMACDは下に大きく伸びている、ということが言えるわけですね。

逆に、MACDがプラスの値を取る時は、移動平均線の並び順が短期線・長期線となっている時です。

 

ですから、このMACDの値がプラスであるかマイナスであるかということをもって、まずトレンドの方向が分かるわけです。

そしてMACDの絶対値がどうなっているかということによって、これをもって、トレンドの勢いがどうなっているか、ということが分かるわけです。

つまり、MACDの絶対値がどんどんと増えている場面というのは、トレンドの勢いが増している場面であり、逆に、MACDの値が小さくなっている…絶対値が小さくなっている時というのは、トレンドの勢いが弱まっていると言えるわけです。

 

実際に、ではMACDをどのようにエントリーに使っていくか、という話なんですけれども、これはMACDとシグナルラインの関係を見ます。

MACDがシグナルラインを下抜いている場面、特に0よりも下でMACDが下抜いている場面というのは、売りで入る絶好のポイントだと思います。

こういうところですね。ここからここにかけて、MACDがシグナルラインを上から下に抜けていますね。

これを確認した段階で、ショートエントリーをする、というような使い方をしていきます。

買いに関しても、MACDが0よりも上で、シグナルラインを下から上に抜いている、このタイミングで買いで入っていく、というようなタイミングの取り方をしていきます。

 

これがそれぞれ、RSIとMACDの一般的な使い方ですね。まず初心者はこのやり方を押さえておいてもらいたいと思います。

 

次に、これをマスター出来た人は、どういう使い方があるかというのを、プラスアルファでお伝えしていくんですけれども、ちょっと難しいんですけれども、ダイバージェンスというものを確認してもらいたいと思います。

ダイバージェンスというのは、このメインチャート、ローソク足の表示されているチャートと、こちらのオシレーターの向きが逆になっている、この状態のことをダイバージェンスといいます。

 

例えばこれ、下降トレンドですけれども、この最後の安値2つが下がっています。ここよりもここの方が低くなっている。

このタイミングでRSIとかMACDがどうなっているかっていうのを見てもらいたいんですが、上がっていますよね。

このように、メインチャートを下・オシレーターが上、という風に向きが逆になっている状態というのは、それまでメインチャート上で起きていたトレンドが転換する前触れになりやすい、という風に言われています。

 

こういったところで、事前に転換を予想して、逆張りで入っていくことが出来る。

あるいはこのサインをきっかけにして大きく上昇した後の押し戻りを取ることによって、トレンドフォロー、新しいトレンドのフォローをしていくことも可能になります。

ですから、転換の予兆を、このダイバージェンスから見て取ることが出来る、という使い方もあるので、余裕がある人はこういった使い方も是非試しにやってみてください。

これが、RSIとMACDの使い方、初心者向けの使い方を解説したものになります。

ストキャスティクス

次にストキャスティクスを見ていきたいんですが、ストキャスティクスは一般的にパラメーターが5.3.3、このパラメーターが用いられることが多いです。こんな感じになります。

あるいは、お勧めの値としてもう1つあるのが、15.5.5、こんな値もよく用いられますね。こんな感じです。こんな感じになります。

 

ストキャスティクスはRSIとちょっと使い方が似ているんですけれども、80・20のところに線が引いてありますね、水平線が。

80よりも上が買われ過ぎエリア、20よりも下が売られ過ぎエリアという風に言われているんですが、ここで起こるデッドクロス、それからゴールデンクロス、これがそれぞれ売り・買いのサインになりやすい、と言われているんですけれども。

これを見るとこのデッドクロス・ゴールデンクロス、80以上でのデッドクロス・20以下でのゴールデンクロスというものを素直に信じて全部売り買いをしていると、かなり騙しに遭いやすい、ということがあるので、お勧めとしては、このストキャスティクスにボリンジャーバンドを足してみましょう。

ボリンジャーバンドの値としては、一般的に20、パラメーターとして20を用いることが多いんですが、ここは1つ上の時間足の20に相当するパラメーターを採用することをお勧めします。

今回は15分足を表示していますので、1時間足の20本に相当するボリンジャーバンドを表示してほしいと思います。

 

ここで、なぜ30分足を使わないのか、って話になるんですけれども、30分足はあまりにも15分足に値が近すぎる。

…というのも、この1分足と5分足の関係は5倍違いますよね。5分足と15分足の間は3倍違う。

1時間足と4時間足の差は4倍違うんですけれども、ここの15分足と30分足だけ2倍しか違わないので、ここ、あまりマルチタイムとして使う価値が無いところなんですね。30分足と1時間足も2倍しか違わない。

ということで、僕はマルチタイムで使う時に、30分足というタイムフレームを使うことはほぼありません。なので、15分足の次は1時間足、という風に考えています。

 

そんなことで、今回15分足を基準にトレードしているわけですけれども、1個上のタイムフレームとして1時間足を見る。

1時間足の20本というのは15分足の80という風に考えることが出来ます。

それはなぜかというと、1時間というのは15分の4倍の値だからです。20×4で80というパラメーターを取ったボリンジャーバンドを表示してみると、こんな感じになるわけですね。

 

ボリンジャーバンドの下バンドをローソク足が1回はみ出して、そのタイミングで、尚且つ、ストキャスティクスが20を下回る。

ここでゴールデンクロスを作ったタイミングでロングを取ると、このボリンジャーバンド無しでゴールデンクロス・デッドクロスで売り買いをするよりも、かなり精度が高いエントリーをすることが出来ます。

是非、ストキャスティクス…この騙しの多いストキャスティクスを使って逆張りをしたいということであれば、ボリンジャーバンド…それも1つ上のタイムフレーム相当のボリンジャーバンドを併用することをお勧めします。

こんな風にタイミングを取ってみては如何でしょうか?

…というところで、「RSI」と「MACD」と「ストキャスティクス」の説明は以上です。

まとめ

はい、如何だったでしょうか。

今までトレードのタイミングに悩んでいたトレーダーも、今回の動画で、かなりタイミングの取り方がクリアになったんじゃないかな、と思います。

今日お話しした内容をヒントにしながら、今後のトレード構築に努めてみてください。

 

今回の動画が少しでも役に立った・勉強になったと思った方は、チャンネル登録・高評価を是非よろしくお願いします。

それから、「こういう話題・こういう内容を動画で扱ってほしいよ」とか「こういうことを検証してみてほしいよ」ということがあれば、コメント欄にどんどん書いてください。

 

それでは、今回の動画は以上です。それでは皆さん、ごきげんよう。