【100万円チャレンジ第4週目】トレードで資金を増やす原理とは?苦手な地合いへの対処法

【100万円チャレンジ第4週目】トレードで資金を増やす原理とは?苦手な地合いへの対処法

どうも、メタトレ研究所のHiroです。

今週もやって参りました、100万円チャレンジの時間です。

この企画は、「口座に100万円を入れて、これをトレードによってどこまで増やすことが出来るか」という試みをするチャレンジ企画です。

この企画も4週目になりましたね。4週目の今週、どういうトレードになったかということなんですけど…ふぅ…………。

今週は、もう言っちゃうと、負けました。すげー負けました。

「実際にどのくらい負けてしまったのか」ということと、「なぜその負けが起きちゃったのか」ということ、いつものように画面を見ながら解説をしていこうと思いますので、早速一緒に画面を見ていきましょう。

じゃあ、ついて来てください。

負けの要因

はい、それでは今週の結果を見ていこうと思うんですけど、こんな感じになりました。

「-97,068円」の負けです。通算の損益で言うと、「-205,963円」ですね。

100万円からスタートして、今「794,037円」という残高になっています。

なかなかキツいですよね…。

…はい、じゃあ今週、見ていこうと思うんですが、もう1回ちょっと今週の履歴に戻るんですけどね。

今週4回確定済みのトレードがあって、それと別に1つ保有中のポジションがある、という感じです。

基本的に僕はポジションを週跨ぎにさせたくない派のトレーダーなんですけど、ちょっとね…まあいいや、後でお話しします。とりあえずポジションが1個残っていますよ、ということだけ押さえておいてください。

 

今週はEAの方…メイン口座の方も結構勝てなくて、「-245,135円」って感じになっています。

だからもう、僕…このEAというものも、僕自身のトレードのスタイルをある程度踏襲している部分があるので、今週に関して言えば、かなり地合いとしては僕のトレードスタイルに合わない地合いだったのかな、という感じがしています。

ここまで来ると、そういうことを考えると、先週ちゃんと勝っておくことが出来たら全然状況は違ったのにな…なんてことを考えたりもしますけれども、まあ言ってもしょうがないので…。

とりあえず、今週のトレードの話をしようと思います。

週足から見ていく

週足から見ていこうと思うんですが、週足は大きくは高値安値をこう切り下げてきて、移動平均線も下から短期線・長期線という順番で並んでいます。

大きくは下落のトレンドでありながらも、3週連続でしっかりとした陽線が出ていますよね。

だからもう、これは週足だけ見ると、「この次の週がどっち方向に行くか」というのはちょっと読みづらい段階だったと思います。

まあ実際ね、結果から見ても、こんな形になって引けているんですけど…あ、この縦線がね、「今週、頑張った週ですよ」ってことなんですが、こんな流れで週足は推移しています。

日足は?

日足は同じ感じですね。

高値・安値を順調に切り下げて、大きく…まあ1回持ち合いのような形を見せてから大きく下落をして、ここでレンジを作るかと見せて、そのレンジを上抜けて、大きなしっかりとした押し目を作ることなく一本調子で上がってきた…そんな感じで先週1週間を終えた感じになっています。

こんな流れですね、日足は。

4時間足では?

4時間足でこの上昇というものを見ていくと、この前の週の1週間の上昇が、この辺りのレジスタンスの水準で抑えられるような形で週がクローズしています。

週がクローズして、じゃあ今週どうなるか…ということで見ていったんですが、まあ皆さんも御存知の通り、月曜の最初、大きく窓が開きました。

サウジアラビアの関連のニュースが出た関係で、最近の中では結構これだけの窓ってなかなか無かったんじゃないかなと思うんですけど…まあそんな大きな窓が開きました。

この窓を見て、まずさっき言った通り、このレジスタンスラインがあって、そこに抑えられる形で週が引けていたということと、先ほども見た通り、この日足レベルでこれまでしっかりとした押し目を付けてきていなかったということ、それと今回の窓で、下降側にモメンタムの力学が掛かっているということと、勘案して、大きくは今週1週間は下落になるのかな…という感じで、この相場、月曜のはじめの段階では見ていました。

「具体的にどういう風に下降に転じていくのか」というシナリオ、これは月曜の段階で僕がそう想定して、結局それが間違っていたから負けた、という話なんですけど…一応ね、「どう考えていたか」というのをお話ししておくと、…あれですね、僕の持っているポジションのこの線が邪魔で見づらいんですけど、すみません、我慢して見てください。

窓から見た予測

ここね、窓が開いて、スタートしました。これ1時間足ですけど、この窓を見て、「大きくはこういう動きになるのかな」という予想をしていました。

つまり、窓、これだけ大きなギャップが開いてスタートしているんですけど、このレベルですね。この高値、レジスタンスラインが同じような水準で転換しているこの水準で、やっぱりギャップ…窓も抑えられて、リターンムーブ、戻っていくような動きになっていますよね。

この戻っていくような動きを見た時に、「一旦窓を閉めに行くだろうな」ということを考えたんですね。

窓を閉めた後に、先ほど言ったような下落の要因があると思っていましたので、「窓を閉めてから下落に転ずるかな」と…。

だから、動きとしてはさっきもマウス…カーソルで表しましたけれども、「こうなってこうなってこうかな…」みたいな感じで思っていました。

そう思ったのでそういう風にポジションを取っていったんですけど、だから最初はロングエントリーですよね。

ロングエントリーはどういう風に取ったかというと、これが遅かったんですよね。

僕のEAはここからこの辺りまでロングエントリー、ポジションを持っていたんですけど、僕は更に遅いところでエントリーをしていて、5分足で見ていって、切り上げ…ここで、さっき言ったレジサポ水準があって、ここから2回底を付けて上昇していったところです。

ここから高値・安値を切り上げていって、ここに更にもう1回リバウンド…2つ底を付けるような形を見せて、この後、このレジスタンスとなっていた水準というのがあったんですけど、こういったところに水平線を引いていたんですけどね。

この水平線を抜け、同時にボリンジャーバンドのバンドを抜けたところでロングエントリーを取って、この辺のショルダーとかまで狙えたら狙うし、そこまでで折り返すような動きをこの辺りで見せたらドテンする、というような感じで見ていたんですけど、ちょっと高過ぎましたよね、入るところがね。

逃げられないです、こんなところで入ってしまうと。

実際、逃げられずにこう来たところに損切りが入ってしまったんですけど…。これが1個目のトレードになりました。

 

…もう、これ、大分遅かったですよね。

もうちょっとこの手前のところで入れないんだったら、このロングエントリーはしなくても良かった場面なのかもしれないです。

まあとにかく、「上昇してから下降」というシナリオを見ていて、上昇が思ったように実現されずに下降に転ずるような動きになりましたので、その後、下降に乗る…「ショートエントリーをしていこう」ということを考えたんですが、ここで入ってここで損切りになっていますよね。

その後、戻りを見せて、レンジになって、このレンジを下抜けて同時にバンドを抜けているこの足でショートエントリーを取ったんですが、これが見事に最安値ということになりましたね。

結局この…これ、ちょっと狭いところで見ていると分かりづらいんですけど、この辺りで ロングを取って、損切りになり、この戻りから下に抜けようとするこのヒゲの辺りでショートエントリーを取って、ここから…結局この大きな2番底を付けるような感じになって、最初に窓を埋めて、更に上昇する…というような動きになった、ということですね。

僕はこういう動きを想定していたんですが、そういう風にはならなかった、ということです。

最初の2つのトレードの評価

…これが最初の2つのトレードですね。窓周辺でちょっと立ち回りが悪かった、ということですね。

2つ目のエントリーは、正直、僕としてはそんなに悪いエントリーではなかったと思っています。

まあ損切りもちゃんと…そんなに致命的にデカい損切りにはならなかったので、「まあしょうがないかな」と思っているんですけど…。

1つ目はタイミングが遅かったので、無理にね…遅かったために高い位置でのエントリーになっていて、損益の比率で言ったらあまり良い比率が狙える場所ではない、期待値の高いエントリーではなかったので、1つ目のエントリーはちょっと余計だったかな、という感じはしています。

 

で、ここ数日間がずっとそういう風に、若干ギャップを空けて…ここ2週間ぐらいね、ギャップを空けて始まる、という風に来ていて、今回も同じ感じですね、窓を埋めた後も上昇を続けるということで、ここからは一旦上昇目線で見ていました。

ただ、水曜日の夜中のFOMCを控えていたっていうことと、週の初めに見ていた高値の水準のところの抵抗帯が凄く強かったということとが相まって、この辺り、ボラティリティが凄く下がっているというか…ボラティリティというか、方向性が全く無いような状態になっちゃいましたね。

上値が重い・下が支えられている…みたいな状態になっていて。凄くトレードのしづらい状況になっていました。

この中で、「大きなトレンドが継続するだろう」ということで、2回ほどロングエントリーを取っているんですが、どちらもその後の上昇には繋がらず、撤退・撤退…という感じになっています。

最後の撤退に関しては、自分の考えていたストップ水準まで届いていないんですけど、「間もなくFOMCが発表になる」っていうことでの撤退になっています。

だから、ここでアグレッシブ…「窓が開いたところでアグレッシブになりすぎた」というところと、「FOMC前の取引が全然盛んになっていないところで不必要なトレードをした」というところが、今週良くなかったところかな…と思います。

そんな感じですね。

 

2回目のトレードのショートは「狙っていくべきところだった」って今でも思っているので、これは良いと思うんですけど、後のトレードは別に敢えてする必要もないようなトレードだったな…と思っています。

実質は、やっぱりこのFOMCが終わって、ここから先、動きが出てきていますから、こういったところだけ狙っていくというのが正解だったと思っています。

実際、大きく1回こう上昇して、高値…これ多分、結構満を持しての…まあFOMCきっかけではありますけれども、満を持しての高値更新だったんですよね。

これが騙しになるような形で裏切られて、下げに転ずる。で、こういったところのサポートもあっさりと抜かれていく…っていう動きがあって、その後、一応フィボ引いて、半値のところで抑えられたので、ここの中でレンジを見て、まだ保有中だから来週見ても良いところなんですけど。

まあざっくり言うと、こういった大きな下落を見て、これ飛び乗るわけにいかないので、ちゃんとフィボで戻るように、って…その中で買い足の中で小さな持ち合いを見て、その持ち合いをブレイクする・同時にボリンジャーバンドもブレイクするようなところ…まあいつも同じような入り方をしているんですけど、その入り方でショートポジションを取りました。

でも、入り方に関してはそんなに悪くなかったんですけど、最後ですよね…。またやっていますよね、僕は。

この下の赤い点線がテイクプロフィット(利確)の水準なんですけど、…もういいや、悲しくなるからpipsは数えませんけど…。こうやってまたギリギリで入らず、っていうことですね。

目を離したらダメ

何が良くなかったって、僕、金曜の夜中まで結構このポジションを見ていて、バーッと下げ始めた時に、「ああ、もうこれは行ったな」ってことで…寝たんですよね。

で、起きたら、行っていなかった…っていう感じだったんですけど。

まあ、これが週明けどういう感じになるか、というところですよね…。

やっぱりポジションちゃんとね、特にこの口座は「大きく増やそう」と思ってやっていて、高いレバレッジでポジションを持っています。

比較的高いレバレッジを掛けてポジションを持っているので、やっぱりなるべく週跨ぎというのは避けるべきですよね。

だから、そういったポジションは大事にしていかなきゃいけないんですけど、ちょっと僕はちゃんと最後まで見張らず…あるいは見張れないんだったら寝る前に決済するべきだったんですよね。

「これは行っただろう」みたいな感じで油断して寝ていたら行っていなかったので…。これが月曜日の初めにアダにならないといいな、と思っていますけど…。

今のところ、35pipsぐらいの含み益になっているんですかね…。ちゃんと利益確定出来るといいんですけど…それはちょっと月曜にならないと分からない、という状況です。

まあ、そんな感じですね。

負け要因ふたつ

ちょっといろんな要因がありながら、主にファンダメンタルズの要因がありながら、それに対する立ち回りを僕は間違えた、っていうことですね。

1つは窓、もう1つはFOMC…ってことですね。こういった、ファンダメンタルズ要因に対する対応を間違えました。

はい、そんなところですね。

来週これをしっかりとプラ転出来るような…、まあ一発で20%取り返すっていうのはちょっと厳しいかもしれないんですけど、少なくともトレードを良き方向にベクトルを変えられるようにする、そんな1週間にしていきたいと思います。

以上です。

まとめ

はい、如何だったでしょうか?

かなり今、この企画、キツい感じになっていますけれども、なぜこういう感じになっているか考えてみたんですけどね、今週に関しては正直、「仕方なかったな」と思っています。

「しょうがなかったね…」という感じです。

こういう地合いは僕、元々苦手です。だから、ここで勝てなかったことについてはある程度仕方ないことだと思っているんですけど、その前の週ですね、第3週…こちらは動画で上げているので是非見てもらいたいんですけど、あの週はどちらかと言うと今週よりも遥かに僕にとっては得意な地合いでした。

この得意な地合いの中で、分析もある程度ハマっていたにも関わらず、これを利益に変えることが出来なかった…というのが、この企画が今のような状況になっていることの一番の要因だと思っています。

 

何が大事かというと、トレードというのは、「このクオリティの高い・レベルの高いトレードをすることによって、あらゆる相場を制する」ってことでは無いんですね。

トレードで資金を増やす上で大事なことっていうのは、「勝ちやすい地合い」「自分にとって得意な地合い」の中で、「ちゃんと勝ちをおさめる」「ちゃんと利益を上げる」ということなんです。

今の僕は…この100万円チャレンジが始まってからここまでの期間の僕は、それが出来ていないんですよね。

それが出来ていないから、今、ご覧のような状況になっている、ということなんです。

 

この企画、始めた頃にTwitterでこんなことをツイートしていたんですよね。

「僕、裁量するの久しぶりなので、最初の1ヶ月はもう試用期間ですよ」みたいな。

まあ余裕かましてたんですけど、何かあと3日で1ヶ月経っちゃうんですよね。だからもう試用期間もお終いです。

ですから、「そろそろちゃんとしたトレードをしていかなきゃいけないな」と思っているんですけど、それが来週からちゃんと出来るようになるのか、それとももっと時間が掛かるのか、ちゃんと出来るようになるまでにお金が飛んでしまうのか…という可能性すら今見えてきているわけですけれども、この辺のことはまた来週の動画の中で報告していきますので、是非楽しみにしていただければいいなと思います。

 

ということで、今回の動画は以上になりますけれども、今回の動画が少しでも勉強になった・役に立ったと思っていただけた方は、チャンネル登録と高評価を是非よろしくお願いします。

それから、今日の僕の話、僕のトレードを見て、何か思うところがあれば、是非コメント欄とかTwitterのリプライのところにお寄せいただけると嬉しいです。

 

…っていうことで、今回の動画は以上になります。

それでは皆さん、ごきげんよう。