【検証】流行?勝率○○%のRCIを使ったトレードの検証

【検証】流行?勝率○○%のRCIを使ったトレードの検証

今回は、RCIについて話をしていきます。

RCI、ご存知でしょうか?

これ、ストキャスティクスとかRSIみたいな感じで、相場における買われ過ぎ・売られ過ぎを判定するためのインジケーターです。

正直なところ、僕は最近までは、この存在こそは知っていたものの、このRCIというものをあまり重要視していたわけではありません。実際、かなりマイナーなインジケーターで、「使ってる人ほとんどいないんじゃないの?」と思っていたくらいなんですね。

 

というのも、このMT4っていうプラットフォームを使って普段僕は取引しているわけですが、このMT4にRCIって初期導入されていないんですね。だから外部から導入するなり、自分で書くなりしないと、RCIって使えないツールなんです。

そんなことで、「このインジケーターはあまりメジャーじゃないのかな、マイナーなのかな」…なんてことを思っていたんですけど、最近結構周りでRCIを使っている人が多いんですよね。

 

そういったRCIを使っている人達から、「どうやって使うのが正しいのかな?」みたいなことを結構訊かれる機会も多くて。

そんなことで、僕もちょっと、必要に迫られてRCIを勉強してみたわけなんですが、そうやって勉強しているうちに、

「このRCIって結構使えるんじゃね?」

ってことを思い始めたんですね。

だから、このRCIというものを僕は今勉強してこういう風に思っている、っていうのを是非皆さんに共有したい、ということで、今回動画を撮ろうと思いました。

 

今回は、RCIってどういう風に計算されているツールで、その計算のされ方の性質上、「こういうことが得意」「こういうことが苦手」というのも見えてきたりするので、そういったことも皆さんに共有したいなと思っています。

それから、このようなRCIだけを使ってトレード、RCIだけをトリガーとしたEAというもの…まあいつもやっていますよね、MACDとかストキャスティクスとか、RSIとか、そういったもので、今までそういった検証をしたことがあるんですが、今回も、「RCIだけを使ったトレード」というのをEAにしてみましたので、それの検証結果も皆さんに共有していきたいと思っています。

 

ということで、いつものように、画面を見ながら説明をしていこうと思いますので、それでは付いてきてください。

RCI=「Rank Correlation Index」を詳しく解説

 

じゃあ、まずはRCIについて解説をしていきます。RCI、これ、略語ですね。

「Rank Correlation Index」、順位相関係数、たぶん全くこの言葉からどんな計算をするのかってイメージ出来ないと思うんですが、一応日本語の説明も解説しておきますね。

「日付と価格の上昇下降に順位をつけ、これらの相関性を計算することにより相場の傾向をとらえようとする指標」

多分、これ、聞いて分かる人、めちゃくちゃ頭が良い人だと思います。なので、この後ちゃんと計算式なんかも使いながら分かるように説明していこうと思うんですが、計算式がこんな感じになっています。

「RCI={1-6d/n(n^2-1)}×100」

もう多分数学とか嫌いな人はアレルギーが出るような計算式だと思うんですが、後で分かるようにもうちょっとちゃんと説明するので、分からなかったらもうここ聞き流してもらっても大丈夫です。

一応分かる人のために説明はしますね。この計算式、複雑なんですけど、まず括弧がいっぱい付いているので、内側からやっていきますね。

 

「n」を2乗にします。…ってこの「n」とは何かというと、期間ですね。

このRCIっていう指標、後で見ますけど、パラメーターがあります。そのパラメーターが採用する期間、日数です。

「何本のローソク足を見るか」っていうのがパラメーターとして採用されるんですが、それを「n」として置いています。パラメーターが5なら5が入るし、8なら8が入る、みたいな感じですね。

それを2乗にして1を引きます、っていうのがこの括弧の中ですね。

 

これに「n」を掛けます。もう1回ね、パラメーターの値を掛けます。これが分母に来て、分子に何が来るかというと、6dが来ます。ここでまた変数「d」というのが来るんですが、この「d」については、後で解説します。

このRCIの肝となる部分なので、ここは後でまた解説しますので、とりあえずこの「d」って変数が入るんだ、っていうのを押さえておいてください。

 

この分数の結果を1から引いて100を掛けるとRCIが出ますよ、ということですね。まあ、後で一時停止でもして、ゆっくり考えて下さい。とりあえず先に進みます。

 

さっき「変数になりますよ」といった「d」の計算なんですが、こんな感じでやっていきます。

 

「順位相関係数」と呼ばれるRCIの「順位」とは何なのか、というのもここで明らかになってくるんですけど、これね、毎日の価格の記録だと思って下さい。

まず、左2つですね。左2つの欄をそれぞれ見ていって欲しいんですが、1日目、2日目、3日目、4日目、5日目、という風に、時間がこう上から下に流れてくると思って下さい。だから、5日目が一番新しいデータということですね。

それぞれの日の日付における終値がこうやって記録されています。100円、110円、120円、125円、130円と、毎日上がっていきましたよ、というのがこの結果から分かりますよね。

 

それぞれ日付と終値の並び順に対して、順位を付けていきます。

 

まず日付順位というものは、日付が新しい順に1、2、3、4、5と、数字を振っていきましょうね、ということです。

さっきも言った通り、こっちが新しくて、こっちが一番古い。上が古くて下が新しい日付なので、新しい順に数字を振っていくと、下から1、2、3、4、5という風になるわけですね、こんな感じです。

 

価格の順位はどういう風に付けていくかというと、これは高い順に1、2、3、4、5という風に数字を振っていくわけですね。だから今回、終値100から始まって一貫して上がっていますので、下から1、2、3、4、5という風になっています。

そう、この価格の表というのは、毎日価格が上げていった。5日間連続で価格が上げていった時の記録というものを表にしているわけです。

 

順位相関係数という指標であるRCIですけれども、
この時の順位は、この2つの順位なんですね。
日付の順位、価格の順位。

この2つの相関を測って指標にしたものがRCIなんですね。

 

相関をどのように測るか、というのがこの隣に書いてあるんですが、さっきの説明にあったんですよね。ここ…

「d:日付順位と価格順位の差を2乗し合計した数値」

日付の順位と価格の順位の差を2乗して合計する、というのがこの後やっていく計算になります。

 

これが「d」なんです。ここですね。…すみません、行ったり来たり何回もしちゃって…。

この「d」、今、この「d」を計算しようとしているところなんですが、これはね、「日付と価格の差の2乗」によって求められるわけです。

 

それぞれ毎日「d」を計算していくんですが、どういう風に計算していくかというと、日付と価格の差を2乗するんですね。

日付の順位が左(引かれる数)、価格の順位が右(引く数)ですね。見て下さい、日付が5、価格が5っていう順位が付けられていますね。だから、「(5-5)」をして、それを2乗するので、もう1回掛けるんですね。すると、0×0なので、0になりますよね。…という計算をずっとやっていくわけです。

ここも同じ、「(4-4)×(4-4)」をするんですね。すると結果が0×0=0になります、と。

今度、3日目に関しても、日付順位3、価格順位3を「(3-3)」して、「(3-3)」…これ2乗して、0ですね。

そういうことをずっとやっていくと、0+0+0+0+0なので、合計はずっと0が並んでいくわけなんですが、「d」は結局ね、0になります。

この「0」という値を、このさっきの計算式「d」に代入すると、結局、分数なんですが、分子に0が来ますよね。6×0なので、結果、この分数…この複雑な分数、結果が0になります。

 

まとめると、この1引く…この複雑な分数なんですが、分子が0になっちゃうので、「(1-0)×100」なので、「1×100」になって、RCIは100になる…ということですね。

こんな感じになります。

 

もう分からなかったら別に、後でもう1回見てもらえれば良いんですが、こんな感じの計算式になっていますね、RCIは。

これが一貫して、価格がRCIのパラメーター分上がり続けた時のRCIの値の計算式になります。結論としては、「毎日上がると100になる」んです、RCIは100になります。

 

次に、下がり続けたらどうなるか、という計算式の例も挙げていこうと思うんですが、こういう感じになります。

さっきと同じようにね、日付、1、2、3、4、5っていう風に並んでいるんですが、これは1日目から5日目の順番で、5日目が一番新しくて、1日目が一番古いデータ、ということになります。

ですから日付順位に関しては、下から順番に1、2、3、4、5という風になるわけですね。

 

変わるのは価格順位の方です。今回は下がり続けています。130、125、120、110、100という風になっていますので、段々と下がっています。

ですから、価格順位が今度は上から順番に、高い順に付けていくので、1、2、3、4、5という風に、上から順番に順位が高くなっていく…という並び順になっています。

 

この計算を…計算式自体は同じになるので、代入する数字がこのような結果を元にやるので、さっきとは変わってくるわけなんですが、日付と価格の差の2乗をしていきますね。

日付と価格の差…「(5-1)」ですね。つまり、4です。「4×4」になります、今度は。ですから、この日の「d」は16になるわけですね。

次の日の「d」は、同じようにやるんですが、「(4-2)×(4-2)」になりますね、2乗なので。すると、「2×2」なので、4になります。

次の日は「(3-3)」の2乗なので、0になります。

 

…という風に、同じようにやっていくんですが、ここから先は同じように計算していきます。すると、それぞれの日の「d」の値が、さっきの場合は0、0、0…という風にずっと並んでいたんですが、今回は、こことここが同じ値にならないので、ちゃんと数字が入ってきますよね。

すると、16、次の日が4、足して20ですね。次の日、0足して、まあ数字変わらず20。次の日、4が足されて24。次の日に16が足されて40、という風になりますので、今回はRCIの計算式の「d」のところに40が入ります。

 

40を代入して計算した式というのがこういう風になるんですが、

RCI={1-240(=6×40)/120(=5×(25-1))}×100=-100

ここ、6dのところ、「6×40」になるので、240が入りますよね。

「n」のところですけれども、「n」のところには今回、日付…これ5日間分がパラメーターとしてとられていますので、5が入ります。

5が「n」に入って、5の2乗が25ですよね。ここ(「n^2」)に25になって、「(25-1)」、-1ですね、「n^2-1」のところは24になります。で、「5×24」は120になります。

…という感じで、結局、「240÷120」、つまり2ですね。「{1-2}×100」になるので、「-1×100」ということで、「-100」というのが今回のRCIの値になります。

 

このように、RCIというのはプラスからマイナスの値を取ります。「+100」から「-100」までの値を取ります。

大事なのは、そのパラメーターの日数分、毎日価格が上がり続けた時には、さっきの例のように、「100」という値を取ります。パラメーターの日数分、毎日価格が下がり続けた時には、「-100」という値を取ります。良いですかね?

RCIの値を分析するにあたっては、

・RCIが「+100」に近くなればなるほど「買われ過ぎ」

・RCIの値が「-100」に近付けば近付き過ぎるほど「売られ過ぎ」

…というような判断をすることが出来るわけです。

 

ちょっと計算式が複雑過ぎて、ちょっと頭が混乱している人も多いと思うんですが…。

注目して欲しいポイントは、今言った、100~-100の値を取っていて、

    • 100に近付けば近付くほど「買われ過ぎている」「連日連日買われている」ことが分かる
    • -100に近付けば近付くほど、「連日連日売られて売られ過ぎている」と考えられる

…というポイントが1つと、もう1つ、この計算式、

  • この計算にあたって、値幅が全く計算の要素として反映されていない

ということが凄く重要なんです。

 

なぜか。

「終値」は、確かにこの表の中に入っていますけれども、これ、どれだけ上がっていようと、どれだけ下がっていようと、結局これ、計算の要素にする前に、「順位」になってしまっているので、この「値幅」がこの計算要素として最終的には含まれないんですね。

 

仮に、この130円から30円まで下がっていようと、この価格の順位が1から2になるというのは変わらないんですね。

あくまで、この終値が「前日の終値に対して上がっているのか、下がっているのか」、ということだけしか計算要素として考えられていない。「どれだけの幅が上がっているのか、下がっているのか」、というのは、全くこの計算要素として反映されていないので、大事なところです、

このRCIというものは、値幅は考慮しません」

…あくまで、「上がり続けているのか・下がり続けているのか」ということだけが考慮されているんです。

 

考慮されているのは、「どれだけ」連続で「上がっているのか・下がっているのか」。

「ローソク足何本の間上がり続けているのか・下がり続けているのか」、ということだけになるので、
つまり、「ローソク足が何本上がり続けているか・下がり続けているか」、この「何本」というのは「時間の経過」でもありますよね。「時間の経過」なんです。

ですから、RCIというものは、「どれだけの期間上がったのか・どれだけの期間下がったのか」という、その「時間」だけを計算の要素としているインジケーターなんです。

 

もうちょっと分かりやすくするために…今の話結構抽象的なので分かりやすくするために、他のインジケーターとの比較をしてみようと思うんですが、こんな感じになるんですね。

同じように売られ過ぎ・買われ過ぎを判定するインジケーターとして、今まで出て来たものとして、ストキャスティクスというものがありました。

あれは、詳しくはストキャスティクスの動画をもう1回見直してもらいたいんですが、ストキャスティクスというのは、パラメーターの期間における高値・安値のうち、今の終値がどの水準にあるかということを計算の要素としたものです。

 

ですから、値幅を重視しているんですね。

「どれだけの期間上がり続けた」「どれだけの期間下がり続けた」ということは考慮に入れずに、過去の高値・過去の安値というものがあって、そのレンジの中で、今そのレンジのどの水準にいるか、ということを考えている指標なので、ストキャスティクスというのは値幅を重視したインジケーターなんですね。

 

それと対極にあるのが、今回のRCI。「どれだけの値幅が動いたか」というのは考えません。「どれだけの期間上がり続けたか」「どれだけの期間下がり続けたか」ということをだけを考えているのがRCIなので、ストキャスティクスとは対極を成す、ということですね。対極を成すインジケーターだ、ということが分かるわけです。

 

RSIですね、これが実はストキャスティクスが重要視している値幅というものと、RCIが重要視している時間というものの、両方を考慮に入れたインジケーターなんです。

「連続して上げ続ける」っていうことも重要視するし、「連続して下げ続ける」ってことも重要視するし、その間に「どれだけの値幅上がったのか・下がったのか」ということも重要視する。

その両方を満たさないと、RSIというものは上にも下にも振れない、ということなんですね。

 

ですから、こういった、一見似たような…つまり「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を判定するという意味ではものすごく似ている、それぞれのインジケーターですけれども、それぞれ重視するファクターが違うんだ、ということは押さえておいて欲しいと思います。

今後、これらの違いが結果にどのような違いを生むのか、それらを…どのインジケーターを採用するかによって、どのような結果の違いが出て来るのか、というのもこれから別の動画で話していこうかな、とは思っているので、そんなことをね、今回の概念だけを押さえておきながら、今後の動画というものを見てもらいたいなと思います。

 

今回はちょっと…というか大分複雑なこのインジケーターの説明をして、頭が混乱してしまっているかもしれないんですが、このRCIというものを使ってトレードするとどういう感じになるのか、ということを検証を通じて皆さんに体験してもらいたいなと思っているので、この後は一緒にMT4の画面を見ながら検証の動画を見てもらいたいなと思います。

RCIを使って検証

はい、それでは今説明してきたRCIを使って検証をやっていこうと思います。

まず、ビジュアルを確認していませんでしたので、こちらを先にやっておこうと思います。
もう出ています、こんな感じですね。オシレータウィンドウに表示されます。

 

パッと見、RSIに似ているかな、という印象ですね。

上下に点線があって、上側の点線が「80」、下側の点線が「-80」という値ですね。それぞれ、この上側の点線よりも上のエリアが買われ過ぎ・下側の点線よりも下のエリアが売られ過ぎ、ということですね。

こんな感じのビジュアルをしています。

 

先程計算をしながら確認したんですが、このパラメーター期間、このインジケーターは8をとっています。

ですから、8日間全部買われ続ける、つまり8日間全部陽線になった時には、値は「100」になります。

パラメーター8を取っていますけれど、8日間全部陽線になれば、このRCIというものは「100」という値を取りますし、8日間全部売られて陰線になれば、値は「-100」を取る、といったようなイメージです。

 

今回検証するんですが、ロジックを一応確認しておくと、凄く単純なんですが、RCIが「-80」以下のところから「-80」以上のところに頭を出したところですね。ここ、こういったところで買いを入れていきます。

売りはどうなるかというと、その逆です。80以上のところから80以下まで値が落ちて来たところで、ショートエントリーをします。

 

この「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」のインジケーター、皆そうなんですが、この「売られ過ぎ」圏内に入ったことだけで買う、とか、「買われ過ぎ」圏内に入っただけで売る、というのは結構危険な使い方なんですね。

一旦そういった圏内に入った後に、それが反転する…価格が反転する動きを見せたのを確認してから、その方向にエントリーしていく…というのが、より安全な使い方です。

これは、恐らくストキャスティクスとかRSIを使う時も同じ考えで良いと思うんですが、僕はそういう風にオシレータを使って、タイミングを取る時はそういう風に使っていますので、それもちょっと参考にしてみて欲しいと思います。

 

今言ったみたいなロジックでエントリーをしていくんですが、決済については今回、指値とか逆指値とかは使いません。使わずに、全部『成行』で行きます。

どういうトリガーで成行決済をしていくかというと、例えば買いで入った時には、RCIが「+80」を超えて引けたところで決済をします。

売りに入った時にはRCIが「-80」を下回って引けたところで決済をします。

もう本当にこれだけです。

売られ過ぎ圏から反転を見せたところで、買いを入れて、買われ過ぎ圏になったら決済。

買われ過ぎ圏から反転を見せたところでショートで入って、売られ過ぎ圏に入ったところで決済。

もうこれだけですね。これだけ単純なロジックで今回、システムを作りましたので、これがどういう結果になるのかというのを見てみたいと思います。

 

期間は2016年から2018年の3年間で行います。1時間足・ドル円のチャートでやっていきますね。

ちょっとチャートを動かしてから、また何個かエントリーポイントを拾ってみようかなと思います。ローソク足にして、グリッドを消して、RCIを表示していきましょうね。

…はい、こんな感じです。では、始めますね。用意、スタート。

 

あ、いきなり買いが入ったので、良い感じですね、解説しようと思います。

ここで今出ている足の始値でエントリーが入っています。これはなぜかと言うと、1個前の足が、ちょうどRCIが「-80」の圏内から圏外に頭を出した足なんですね。

この状態で、この足が引けたので、次の足…つまり今出ている足の始値でエントリーをした、という状態ですね。

このRCIが今この辺りにいますけれども、これが「80」を超えたところで、成行で決済を入れていきます。

 

ちなみに先程も説明したんですが、RCIというのは物凄く感応度の高いインジケーターです。

だから今見ていると分かるんですが、すぐ上に行ったり下に行ったりしますよね。

これは値幅というものを計算の要素にせず、ローソク足が…例えば今みたいに陰線が連続して今8本目ですけれども、この8本のうち、陽線1本しか出ていないですよね。こういった時にはあっという間に「-100」に近付いていきます。

もう、このローソク足8本中何本が陰線なのか、8本中何本が陽線なのか、ということだけをもって、RCIが上振れる・下振れるということが決まりますので、「すぐ上に振れる」「すぐ下に振れる」という…で、下に振れたらもう張り付くし、上に振れたら張り付くし、ということですぐ張り付くんですね。

そんな感応度の高さというのも1つRCIの特徴ですので、そういったことにも注目しながら、RCIというものを観察してもらいたいと思います。…今、すぐ張り付いちゃいましたよね。

 

ちなみにこれ、ローソク足がこんなに長くなくても良いんですよ。

めちゃくちゃ短いのが8本連続していても、RCIは「-100」だし、めちゃくちゃ長いのが8本…まあ今も比較的長い陰線が出ていますけれども、長いのが8本出てもRCIは「-100」っていうことで、取る値は一緒なんですよね。ローソク足の長さは問題になりません。

 

過去、このパラメーターの期間、今回は8本ですね。

8本のうち何本が陰線になっているか、ということだけをもって、RCIがどれだけ下がるかということが決まってきます。上がる時に関しても同じです。

そんな感じで見てもらいたいと思います。

 

ストキャスティクスとはとはもう反対ですよね、だから。

ストキャスティクスはもう「ローソク足何本が」っていうのは重要じゃないんですね。

パラメーター期間の最高値・最安値っていうものをもって…例えば「5」っていうパラメーターでやっているとすれば、仮に、5本中4本が陰線だったとしても、その後出た陽線1本が物凄く長かったら、「100」に張り付くことも有り得るわけですよね。

まあ、ストキャスティクスに関してはまた別の動画で解説していますので、そちらも併せて見てもらいたいと思うんですが…。

 

そんなことを話している間に1つ決済が入りましたので、これを解説しますね。

エントリーした時の話はさっきしたので、決済ですね。

決済はこのRCIが「80」を超えて引けた次の足の始値で入っていきます…という感じですね。指値とか逆指値とかが入っていないので、決済はもうこれだけです、これだけが条件になります。

 

売りに関しても、これの逆なんですが…あるかな? この後すぐ…。ここが、次辺り入りますね、多分。…はい、ここですね。

RCIが「80」以上のところから、「80」以下まで下がって引けた次の足の始値でショートエントリーですね。RCIがもう既にここまで下がっているわけです。

さっき言った通り感応度が高いので、もうすぐにこうやって下がっていきますね。これが「-80」よりも下回ってローソク足が引けたら決済が入ります。

そこまで一緒に見ていきましょうかね。そこまで見たら、早回しであとは見ていけば良いかなと思います。

 

今、ローソク足が引けました。このタイミングでRCIが「-80」よりも下回っていたので、決済が入っています。

まあロング・ショート、たまにこんな感じで続いていきますので、あとは早回しで見ていけば良いと思います。

(早回し検証中)

…はい、3年分のデータ検証が終わりました。結果はグラフを見ていこうと思います。

 

ドン。こんな感じですね。

トントンよりちょっと負けちゃった、ぐらいの感じでしょうか。

やっぱりね、入り方が逆張りになるので、特にこの辺、2016年だったと思うんですが、トレンドが強く出た年というのはあまり勝ち辛いのかもしれませんね。後の年は割と横ばい、という感じだと思います。

 

レポートの方も見ていこうと思うんですが、勝率は高めになりますね、65%弱といったところ。

これは、逆指値を置いていません。逆指値を置かずにRCIが割と自分に有利な方向に向いた時に成行決済をする、という方向でやっていますので、どうしても自分有利になるまで待って、引っ張ってからの決済ということになりますので、勝率は高め。

 

一方で、リスクリワードは低めになるような感じになると思います。

勝ちトレードの平均は2.5・負けトレードの平均が4.67ということで、リスクリワードレシオは0.5までは行かないまでも、かなり…2倍近くの開きがある、そんなアンバランスなリスクリワード比になっています。

 

まあこんなところですかね。

とにかく今回は、エントリーに関しても決済に関しても、RCIのみを見てやっています。

条件付けが「RCIのみによるもの」になっていますので、その分、騙しにも遭いやすい。

そもそも感応度の高いインジケーターですから、これだけを使ってトレードをするのは難しい、ってことだと思います。

 

実際にどういう風に使っていくのか、というのは皆さんの方でも是非検証して研究してもらいたいな、と思うんですが、1つヒントとして言っておくと、RCIというのは、先程からも言っている通り、

「売りが継続した時間・買いが継続した時間」

のみに焦点を当てて計算がされているインジケーターです。

だから、値幅…実際にその時間の中で、ちゃんと値下がったか・ちゃんと値上がったか、ということは計算の要素になっていないわけです。

 

だから、1つ狙えるポイントとして僕が考えているのは、RCIがどちらかに振り切れているけど値動きはそれほどでもない、っていうところ。

つまり、そのRCIの値と実際の値動きに乖離が起きているような場面っていうのは、1つ狙いどころじゃないかな…と思うわけです。

 

今の言葉だけで言ってもちょっと難しいと思うのでお見せすると、ここなんか多分そうだと思うんですよね。ここら辺かな?

これ、RCIかなり下振れているんですが、この状況において、…これ、「8」ですよね、パラメーター。8本分のローソク足の値動き、実際に見てみると、そうですね、14pipsぐらいしか動いていないんですよね。

だから、こういう場面ですよね。つまり、RCIが下振れるということは、これ結構な期間下げが…陰線の率が高いわけですよね。まあパッと見ても陰線の方が多いのが分かると思うんですが。

その一方で、値下がり幅としては14pipsしかない。

 

これ、売り手の気持ちになってみれば分かると思うんですけど、結構辛いですよね。長い期間ショートポジションを保有したにも関わらず、実際にはそんなに利益になっていない。

更に言えば、これ、最初から持っていた人はちょっと利益が出ているから良いものの、途中で売った人達ってあまり利益になっていないんですよ。

 

だから、この、長い時間待ったのに利益になっていない…つまり売り手が凄く弱気になっているポイントというのは、買い勢にとってはチャンスですよね。ちょっとした買いの動きを見せたところで、この人達、我慢出来なくなって手放す可能性が出て来るので、こういう場面で買うというのは1つチャンスになると思います。

 

ですから、これをロジックにするのであれば、まずこのような場面もそうなんですけれども、まず、上昇トレンドであることを確認しましょう。

基本的な基調が買い基調にあることを確認して、その中でRCIが下に振れる。下に振れているけれども、元々あった上昇トレンドを崩すまでには至っていない。

…つまり長い期間陰線を続けたにも関わらず、この上昇トレンドに勝つことが出来なかった、みたいな場面でロングを取るようなロジックというのは1つ良いんじゃないかな、と思います。

 

ということで、そんなイメージで、そんな感じのトレードを実現するためのロジックというのを、また改めて作って、今度検証してみようと思うので、その動画もね、必ずやりますから、楽しみにしていてください。

 

今回はね、まあ今のは僕の考えですけれども、もしかしたら今回の検証の様子を見て、皆さんの中でもっと良いロジックを思い付いているかもしれません。そんなことで、お互いにこのRCIというものを深めていけたら良いな、と思います。

とりあえず僕は僕のスタンスで、これから良い手法を考えて、それが浮かんだ段階で、それを検証するデータと共に、皆さんに共有出来ればいいなと思いますので、是非楽しみにしていてください。

 

ということで、今回の検証は以上になります。

まとめ

はい、如何だったでしょうか?

RCI。とても特徴的なインジケーターですよね。

・オシレータとして「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」というものを判定する

・インジケーターであるにも関わらず、値幅というものを考慮しない(計算の中にそれを要素として持たない)

…というのは、物凄く独創的・ユニークなインジケーターだと思います。

 

そういったユニークな計算過程を持つインジケーターだからこそ持つ強み・弱みというものもあると思うので、これから先は、このRCIというものを、また別の動画になっちゃうんですが今度改めて、

「このRCIというものをどのようにトレードロジックに組み込んでいくのか」

ということを皆さんにこれから共有していきたいと思いますし、その他の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判定するインジケーターというのも、これまでに動画で撮ってきましたよね。

例えばストキャスティクス、それからRSI、こういったものがあったわけなので、こういったその他の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判定するインジケーターとの比較というものも、また別の動画でシェア出来たら良いな、と思っています。

この辺もね、是非楽しみにしていてください。

 

そういった動画が上がるまでに、皆さんの方でも、「このRCIってどうやって使ったら良いのかな?」ってこととか、「その他のインジケーターとどういう風に違った結果が出るのかな」という検証なんかも、皆さんの方でも是非研究してみてください。

 

そんな感じで、今回はRCIの基本的なところについてお話ししました。

もし分からないことがあれば、コメント欄とか、あとはTwitterのリプライにいただいても良いですし、DMいただいても良いですし、もし「匿名でそういうことがやりたい」ということであれば質問箱というのも用意していますから、そこにご質問いただいても結構です。そんな感じでどんどん僕に質問投げてください。

 

ということで、今回の動画は以上になります。

今回の動画が少しでも「勉強になった」・「役に立った」と思っていただけた方は、チャンネル登録と高評価、是非よろしくお願いします。

 

それでは皆さん、ごきげんよう。